このところ一本勝ちの稼働がと極端に減っています。
私のEAを確認したところ、全く問題はなさそうですし、GogoJugleの「一本勝ち」公式ページのフォワードテストも同じですので特に故障とかではなさそうです。
なぜこうも動かないのか
年が明けて1月は月に17回、特に1月3日は日に7回も動きましたが、2月はたったの5回、3月に至ってはまだ1回しか稼働していません。
こうも動かないと「システム障害では?」と思ってしまいますが、そうでもさなそうです。
プログラムの作りは公開されていませんので正確なところはわかりませんが、やはり円ドル相場のボラブリティが極端に下がっていることが原因かと思われます。
年明けからの円ドル相場
円ドル相場は年始の急落から始まり、1月3日は日に7回も取引を行い、大きな勝ちも拾えて幸先の良いスタートでした。
その後は、急落ショックからの回復過程にあると思われますが、2月中盤から相場が落ち着いてからはほとんどなだらかな上昇が続いています。
途中で米朝首脳会談の失敗があったときだけ、大きく動いて「一本勝ち」も反応しました(負けましたが)が、それ以外は「うんともすんとも言わない」状況です。
上のチャートを見ると、ボリンジャーバンドのセンターライン上に沿ってなだらかに上昇しているのがわかります。
日中の動きもあまり大きくありませんので、「一本勝ち」の考える「好機」が全くない状況が続いていたと考えられます。
過去の一本勝ちの動き
GogoJugleの公式ページから「一本勝ち」の過去の稼働日数を拾ってみました。
2019年02月 6日 2019年01月 11日 2018年12月 9日
2018年11月 6日 2018年10月 5日 2018年09月 5日
2018年08月 9日 2018年07月 8日 2018年06月 11日
2018年05月 10日 2018年04月 10日 2018年03月 14日
2018年02月 10日 2018年01月 13日
こうしてみると、やはり2月中旬から3月にかけての「動かなさ」は少し異常です。
これだけボラブリティがないということは、相当なエネルギーが相場に貯まっているはずで、近いうちに大きな動きがあるかもしれません。
動かなくてラッキーの可能性も
これだけ動かない展開に「面白くない」と思っている方も多いとは思いますが、私は反対に「動かなくてラッキー」だったのではと思っています。
なぜなら、実はこの間も同じ作者さんの姉妹EA「
「一本勝ち」と「
今回の相場では「一本勝ち」に効いているフィルターがうまく作動して「負けトレード」を排除した形になっているようで、「本来負けるべきところを負けなかった」と考えると動かなくても我慢できるのではないでしょうか。
フォワード成績の違いについて
今回、この記事を書くにあたりGogoJugleの「一本勝ち」公式フォワードを見たのですが、少し気が付いたことがあります。
2月26日のトレードで私の実戦では0.14lotで294円の負けと損が少ないのに対し、公式フォワードでは1lotではありますが41,600円と大きく負けています。
私と同じ0.14lotならば5,800円位は負けていたところです。
この違いは、やはり取引口座の違いによるものかと思われます。
「一本勝ち」は一定の含み益が出ると「ロスカットライン」を徐々に引き上げていく、「トレーディングストップ」という手法で利確します。
私の使っているXM Zero口座ではスプレッドが小さいため、一定の含み益が乗った段階で、これが発動してロスカットラインを引き上げたために損が少なくて済んだものと思われます。
反対に公式フォワードではスプレッドの影響で「まだ含み益が十分でない」とプログラムが判断して発動しなかったと考えられます。
このブログで再三言っていますが、スキャルピング系EA、特にこの「一本勝ち」は、手数料は払いますがスプレッドの狭いXM Zero口座の使用をおすすめします。