わたしはメインの口座にXMを使っていますが、初めのうちは「どの口座をどう申し込んだら良いか」わからずに間違った申込み方をしたりして困ったことがありました。
同じように思っている方もいると思うので、わかりやすく解説したいと思います。
XMの特徴
XMは海外FX業者の中では「大手」で「サポートも充実」しています。あのスイスフランショックの時でも「0カット」を守って顧客に追証を求めませんでしたので「信頼性」も高いものと思われます。
また約定の際のスリップもほとんどありませんので、スプレッドの広さも見た目ほど不利には働かないと感じています。
XM口座は3種類
XMの口座の種類としては3種類あります。
スタンダード口座 1lot=10万通貨単位:0.01lot=1000通貨単位から取引可
取引手数料なし、スプレッドが広い
マイクロ口座 1lot=1000通貨単位:0.01lot=10通貨単位から取引可
取引手数料なし、スプレッドが広い
ZERO口座 1lot=10万通貨単位:0.01lot=1000通貨単位から取引可
取引手数料あり、スプレッドせまい(最低0)
スタンダード口座はいわゆる「普通の口座」ですが、あまり「有利」とは感じていませんので私は使っていません。ここで使うべきはマイクロ口座とZARO口座かと思われます。
手数料外出しのZERO口座を使う理由
ZERO口座では「スプレッドが狭い」代わりに取引ごとに手数料を取られます。手数料をスプレッドに含めずに「外だし」している形です。結局の取引のコストはあまりかわりませんが、実は致命的な違いがあります。
FX取引では指値・逆指値などをたくさん使います。スプレッドがあるとその値に達するのが遅くなったり、そもそも達しないこともあります。せっかくTP値に達して「勝ち」取引になるところ、スプレッドのためにギリギリ届かず、反対にロスカットに追い込まれるケースがないとも限りません。特に「利小損大」のスキャルピング系EAの場合は1回の負けが大きいですから損益に大きな影響を与えます。
わたしのColor Of Your Life V2が公式のフォワードとりも抜群に成績が良いのはその影響かと思われます。
ですからスタンダード口座を使うよりZERO口座を使うことを皆さんにもおすすめしています。
マイクロ口座はナンピン系EAに使用
マイクロ口座はXM独自のサービスで最低で10通貨単位から取引できるサービスです。わたしはこの口座で「壱万拳」と「SHEEP6」のナンピン系のEAを運用しています。
ナンピン系のEAはほぼ勝率100%の見返りに1度負けたら「破綻」が前提です。ですからいかに口座破綻せずに生き続けられるかが勝負の分かれ目となります。ですから欲張らずにlotを小さくして運用し、相場が反対方向に行っても「どこまででも頑張る」ことが重要です。
キャッシュバック業者とボーナスの関係
XMのボーナスには「入金ボーナス」と「取引ボーナス」の2種類があり、これが分かりづらくなっている原因の一つと思われます。
「入金ボーナス」「取引ボーナス」ともにスタンダード口座、マイクロ口座のみが対象でZERO口座は両方とも対象外です。
またTariTaliやFinalCashbackのようなキャッシュバック業者経由での申込みの場合は「入金ボーナス」についても対象外となります。(「取引ボーナス」は受け取れます。)
表に整理すると以下のようになります。
直接申込 | IB(TariTali)経由 | |
---|---|---|
スタンダード口座 | 入ボあり・取ボあり | 入ボなし・取ボあり |
マイクロ口座 | 入ボあり・取ボあり | 入ボなし・取ボあり |
ZERO口座 | 入ボなし・取ボなし | 入ボなし・取ボなし |
なおZERO口座でキャッシュバックしてくれる業者はほとんどなく、私が知る限り、自分が使っているTariTaliだけです。
結論:XMの申込み方
通常のEAを使った取引をする場合は「ZERO口座」の使用をおすすめします。
ZERO口座は直接申込でもIB経由でも入金・取引ボーナスはもらえませんのでキャッシュバックをもらえるIB経由の方がお得です。
ZERO口座でキャッシュバックをもらえるところはほとんどありませんが、私が使っているTariTaliは取り扱っています。TariTali経由で申込みますと手数料の一部(35%位)をキャッシュバックしてもらえます。
ナンピン系EAなど特殊な用途の場合「マイクロ口座」が面白いです。キャッシュバックをもらうか「入金ボーナス」をもらうかは微妙なところですが、ナンピン用途であれば口座破綻までの額が大きくなるようボーナスをもらった方が利用目的にかなうものと思います。